仁山越え
昭和43年3月28日 仁山信号場 121レ 旭川行き普通列車
06:52 仁山信号場に到着した121レは上りの貨物列車と交換した後、函館側に延びるスイッチバック状の
      加速線に引き上げ、猛ダッシュで構内を駆け抜け大沼に向かっていきました。
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昭和43年3月28日 仁山信号場ー大沼 大沼発函館行き 普通列車1122レ
07:14 上り普通列車がD51327号機に引かれて下ってきました。長万部機関区所属のカマで
      この時はまだ普通型のデフレクター姿でした。
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昭和43年3月28日 仁山信号場ー大沼 上り貨物列車
08:10頃 森発函館行き126レ、函館発大沼行き621Dを見送った後、D51597号機が貨物列車を
        牽いて下ってきました。D51597号機も普通型デフレクターでした。
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昭和43年3月28日 仁山信号場ー大沼 上り急行「せたな」108D
08:25頃 キハ22の3両編成が下ってきました。瀬棚発函館行きの108D急行「せたな」でした。
        急行はキハ28系、せめてキハ26系なのに、普通用ディーゼル車両の急行に仰天しました。
        急行「せたな」は昭和59年2月に快速「せたな」に格下げ、昭和62年3月に瀬棚線が廃線になり
        長万部ー函館の快速「アイリス」に改名し、更に普通列車に格下げになった逆出世列車でした。
 
 昭和43年3月28日 仁山信号場ー大沼 上り貨物列車
08:30頃  急行「せたな」に続行するように上り貨物列車が勾配を下ってきました。凄い列車密度です。
       それもその筈、七飯ー渡島大野ー仁山信号所ー大沼は大沼に向かって上り急こう配が続くので
       1966年10月に七飯〜大沼を迂回する藤城線が開通し、下りの貨物列車は全て藤城線経由、
       上り貨物と旅客列車の一部が仁山信号場を通りました。
       上り貨物は全て絶気で下ってくるのでいい加減に撮っていたら、D52重連だったので慌てました。
 
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